曲を通じて
全体的にまとめると
希望を失いかけている人,そんな人を導こうとしている人との掛け合いのような曲であった.
交互にその二人が出てくるのでちょっと分かりにくいかもしれない.
考えられるキャラクター
- 闇(悪意などを指す比喩的な意味かもしれない)に覆われてもう挫けてしまっている人「僕」
1,2番のAメロというのだろうか……その部分 - そんな人を導こうとする人「君」
その他 サビなどの部分
この二人がいそうである.
ストーリーを妄想してみる
私の中では危機契約の曲は危機契約に挑戦しようとする,アークナイツ内では語られなかった人たちの物語と捉えている.今回もその発想でちょっと妄想をしてみた.
そもそも曲のジャンルがシンセウェーブ(であってるのだろうか)であること,危機契約がカジミエーシュの騎士競技をモチーフにしているため都会的なイメージが強いだろう.
実際曲中にも「電気」や「サイレン」という言葉があるのでイメージ自体は間違っていないと思う.
内容は「よくない状況」⇒「前を向いて頑張っていく」という危機契約の歌詞でもよく見るようなパターンである.
ただこの曲,結局「僕」は果たして「君」のおかげで前を向けたのだろうか,ちょっと分からない気がする.いや,曲的には前を向いて頑張っていくんだね,よかったよかったって感じなのだろうが……
実は「君」の頑張り空しく,「僕」は結局前を向くことができなかったというオチもある意味ではアリなのかもとも思ってしまう.
和訳について
今回は和訳のポイント少なめ.
Drowning to the afterlife
直訳 :来世に溺れる
今回の訳:今を諦めている
”drowning”で溺れるを意味し,これは愛に溺れるなども比喩としても使われているようだ.直訳では意味がよくわからなかったが,「来世に溺れている(執着している)」⇒「今世にはあまりこだわっていない」⇒「今を諦めている」と解釈したら自分の中では合点がいった.
編集後記的なもの
今回は危機契約#10「探暁」の曲を和訳して色々考えてみた.
おしゃれな曲調がかなり好みである.また,”dawn seeker”というタイトルもなかなかかっこいいと思う.
その他 危機契約のまとめはこちら.
https://netriv-garage.net/category/arknights/cc/
このサイトの和訳記事では,「和訳の正確さ」と「読者の考える余地」に重きを置いています.
読者が正確に楽曲を捉え,理解を深めてもらえるよう,和訳にミスがあればぜひご連絡いただければ幸いです.
お読みいただきありがとうございました!
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