曲を通じて
全体的にまとめると
最初は一人から,仲間を集めて強くなっていく人がイメージできる曲だった.
自分への自信の大きさも感じられ,一人でも強かったが仲間を得ることでさらに強くなっていっただなとか想像しても面白い.
考えられるキャラクター
曲を歌っている「私」(I)がいるだろう.
冒頭の歌詞にもあるように一人で奮戦してきたようなキャラクターであるので,芯は強そうな印象だ.
一応危機契約自体はマドロックが敵として出てくるのでマドロックの曲とも考えられなくはないが,マドロックは一応小隊を組んでいたのでそこまで孤独が印象強いキャラクターでもないような気もする.
例えば小隊を作る前のマドロックという考えでいくなら分からなくもないが……
私の中では危機契約の曲は危機契約に挑戦しようとする,アークナイツ内では語られなかった人たちの物語と捉えている.なので私的にはこの曲もマドロックを指すというよりは全く別の人物ではないかなと考えたい.
この記事の読者もぜひ自分の中で何かをイメージしながらもう一度曲と,そして歌詞を堪能してもらえるとより楽しめるかもしれない.
和訳について
今回は以下の3点がポイントである.
Backfired in my face
直訳 :私の顔の逆火
今回の訳:自業自得
逆火とは「出ている炎がガス管側へと逆戻りする現象」のことらしい.火口の先端が塞がれることが主な原因らしいのでみんな気をつけよう.
とまぁつまり逆戻りしてくる火のことという解釈で行こうとした.それが顔にある…ということはまさしく逆火のように自分から出した火(自業)が自身に降りかかる(自得)様のようなので「自業自得」とした.
Cuz I got everyone I need here on my team
直訳 :なぜなら私たちのチームに必要なものはすべて手に入れたから
今回の訳:だってこっちの準備は万端だもの
直訳でも意味は分からなくはないが,少し遠回しな印象を受ける.今回の訳のようにしても意味自体は大きなずれはないだろう.
Now that I listen
今回の訳:聴こえるようになった
これはイディオム的な使い方で,”Now that~”で「今や~」になる.
編集後記的なもの
今回は危機契約#『鉛封』の曲を和訳して色々考えてみた.
公式からの訳もあり自分の訳の正しい点や直した方がいい点を見直すことができた.
音律聯覚2022については無料で観てもいいの?と驚いていたが,ゲームには音律聯覚2022を記念した課金パック(¥160)がある…さては商売上手ですね.
その他 危機契約のまとめはこちら.
https://netriv-garage.net/category/arknights/cc/
このサイトの和訳記事では,「和訳の正確さ」と「読者の考える余地」に重きを置いています.
読者が正確に楽曲を捉え,理解を深めてもらえるよう,和訳にミスがあればぜひご連絡いただければ幸いです.
お読みいただきありがとうございました!
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