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【アークナイツ】危機契約#2「利刃」の曲 和訳と意味を考えてみる

CC en2jp アークナイツ
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はじめに

アークナイツは危機契約のシーズンごと専用の曲をゲーム内のロビーで流している.
そのどれもがクールで,危機契約の楽しみの一つになっているドクターも少なくないだろう.

一方で,全て英語なので雰囲気だけを楽しんでいる状態の方もいるだろう.私も含め,そんな人たち向けに和訳と意味の考察をまとめている.


今回は『利刃(OPERATION BLADE)』の和訳を行っていく.以下のサイトは公式が出している楽曲がフルで聴けるサイトである.

塞壬唱片 - A WORLD FAMILIARLY UNKNOWN

※本和訳記事は,公式が発表しているガイドラインに基づき作成しております.不備等がございましたらお手数ですがお問合せページからご連絡をお願いいたします.

楽曲情報

作曲:Obadiah Brown-Beach
歌:Xueran Chen
リリース:2020/3/26
Operation Blade | Arknights Wiki | Fandom から引用
登場作品:アークナイツ(Hypergryph · Yostar スマートフォン向けゲーム)


歌のXueran Chen(陳雪燃)さんは、アークナイツだと『Bluish Light』も歌われている。

歌詞(和訳)

 以下の和訳はサイト筆者が書いたものであり,公式からの情報ではないことにご注意ください.

I am the one. I’m here.
Infiltrated
Your time has come,
To be downgraded.
I’ve already won
As far as I can see.
So keep your eyes on me.

俺だ。俺が来たぜ
内部に入り込み
いよいよ終わりだ
あんたを引きずり降ろしてやる
どう見たって俺の勝ちだ
だから目を光らせておけ

I recommend you keep your distance
I’m combustible
Keep on burning day and night, I’m unstoppable.
I’m searing hot.
I am untouchable

近づかないことをおすすめするぜ
俺は興奮しやすいからな
昼も夜も止まらず燃え盛るんだ
焼け付くような熱さだ
手も付けられないさ

Yes I’m on fire.
Ignited by a burning desire.
Can’t contain these embers though you try.
Despite,
All the times you try to stop me,
I defy.
There’s no bringing me down.

そうさ 俺は絶好調だぜ
ハートに火をつけて
この炎は止められやしない
いくら抵抗されようが
抵抗し続けるさ
誰も俺を倒せないんだ

I’m the one.
I’ll be bested by none now.
When all is said and done
The day is mine.

俺こそが至高だ
誰にも負けはしない
つまりはこうだ
今日という日は俺のためにある

Oh, like frostbite permeates into your bones,
I’ll be the thief that sneaks through to topple all your thrones.

あぁ 骨まで凍てつかせるような
あんなたの栄華を全てかっさらっていく盗人になろう

I’ll keep on pushing all night through the storm.
I’m insatiable.
Like an unrelenting swarm,
Insurmountable.
I’ll outperform,
I’m uncontainable.

嵐の夜だろうと突き進む
執念深いのさ
情け知らずの群れのように
簡単には超えさせてやらない
俺は圧倒する
もう抑えられない

Yes I’m on fire.
Ignited by a burning desire.
Keep on melting holes right through the ice.
And I,
Disintegrate these frozen walls.
I climb so high
There’s no keeping me down.

そうさ 俺は絶好調だぜ
ハートに火をつけて
溶かし尽くして穴をこさえてやる
そして俺は
凍てついた壁を崩すんだ
高みへと昇りつめ
俺を止められる奴なんていない

I am the one.
I’ll be bested by none now
When all is said and done

俺は俺なんだ
誰にも負けはしない
つまりはさ…

Oh as winter blows in to freeze it all to grey,
I’ll be the heat that melts through to watch it fade away.

あぁ 冬が全てを灰色で覆っちまうほど吹き荒れる中
俺はそれすら溶かして消すほどの熱狂となろう

I recommend you keep your distance
I’m combustible
Keep on burning day and night, I’m unstoppable.
I’m searing hot. I am untouchable

近づかないことをおすすめするぜ
俺は興奮しやすいからな
昼も夜も止まらず燃え盛るんだ
焼け付くような熱さだ 俺は無敵なんだ

I am the one. I’m here.
Infiltrated
The time has come,
To be downgraded.
I’ve already won
As far as I can see.
So keep your eyes on me

俺だ。俺が来たぜ
内部に入り込み
いよいよ終わりだ
あんたを引きずり降ろしてやる
どう見たって俺の勝ちだ
だから目を光らせておけ

Yes I’m on fire.
Ignited by a burning desire.
Can’t contain these embers though you try.
Despite
all the times you try to stop me
I defy.
There’s no bringing me down.

そうさ 俺は絶好調だぜ
ハートに火をつけて
この炎はどうしたって留まらないんだ
あんたがいくら止めようとしたって
俺は抵抗するぞ
誰も俺を倒せないんだ

I am the one
Your day of reckoning’s come now
An overwhelming blaze that you can’t outrun now.
I’ve already won. Prepare to be overrun.
When all is said and done
The day is mine.

俺こそが至高だ
審判の日が来ちまったんだよ
劫火を前にしてもう逃げることなんてできない
既に勝利は俺のものだ 蹂躙される覚悟をしておけ
つまりはこうだ
今日という日は俺のためにある

曲を通じて

全体的にまとめると

自信たっぷり(過剰?)な人を描いたかのような曲だった.

ヴェンデッタが今回のボスとして出ていることからか,炎をイメージさせるような表現が多いが,なんとなくキャラクター像を想像していきたい.

考えられるキャラクター

関係性が描かれている数は少なく,”I”と”You”のみである.

“I”はすごい自信家であることが歌詞からは分かる.ここで気になるのはイベント『闇散らす火花』でヴェンデッタと思われているキャラクター レイドとの違いだ.

そもそもレイド≠ヴェンデッタであればこの話は終わりだが,仮に同一人物だとして考えるとどうもイベント中の彼の性格と,この歌詞は合わないような気がする

なので本サイトではあくまでもレイドさんがキャラクターとしては描かれていないものと考えたい

まぁ「ヴェンデッタはレイド」でなくとも,「レイドはヴェンデッタ」である可能性はゼロではないから… …?

また,危機契約#2が行われていた当初は深堀される予定がなかったために,キャラクター設定に違いが生じたのかもしれない.


私の中では危機契約の曲は危機契約に挑戦しようとする,アークナイツ内では語られなかった人たちの物語と捉えている.なので私的にはこの曲もマドロックを指すというよりは全く別の人物ではないかなと考えたい.

この記事の読者もぜひ自分の中で何かをイメージしながらもう一度曲と,そして歌詞を堪能してもらえるとより楽しめるかもしれない.

和訳について

今回は以下の3点がポイントである.

When all is said and done

イディオムとして今回の訳のような「結局のところ,つまりは」みたいな意味があるみたいだ.

直訳が「すべての事を言い、行い終えたとき」なので,そこからもなんとなく意味がくみ取れる.

Your day of reckoning’s come now

直訳  :あなたの決算日が今来ました
今回の訳:審判の日が来ちまったんだよ

 一般的には直訳のような決算日や勘定日のことを言うようだ.一方で宗教的には最後の審判を示すらしい.人間の罪の決算を行うという意味ではたしかに納得.

編集後記的なもの

今回は危機契約#2『利刃(OPERATION BLADE)』の曲を和訳して色々考えてみた.

果たしてこの曲はヴェンデッタのテーマなのか… …
和訳をしたことで疑問が深まったが,皆さんもそれぞれが自分の納得いく解釈を持って頂けると,そしてその手助けができていれば幸いだ.

その他 危機契約のまとめはこちら.

危機契約
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このサイトの和訳記事では,和訳の正確さ」と「読者の考える余地に重きを置いています.
読者が正確に楽曲を捉え,理解を深めてもらえるよう,和訳にミスがあればぜひご連絡いただければ幸いです.

お読みいただきありがとうございました!

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